第3回 わくいふ本屋さん企画
こんにちは!本屋企画のさいちゃんです。
3月の書評の公開がとても遅くなってしまいすみません。
今回のテーマ「夜更かしして読みたい愛の本」は、なかなか難しかった。
何日も何日も自分の部屋の本棚を眺め、唸り、眺め、悩み。僕は一番下の段にあった本を選びました。
一筋縄ではいかない「愛」というテーマをそれぞれがどう捉えたのか、お楽しみください。
①
ずっととか絶対とか
ためらいなく言えなくなってしまった
純粋な思いで永遠を手にすることが
どんどん他人事になっていくように感じる
互いの状況を知るにも時間差があったあの頃
互いに顔も知らぬまま恋に落ちていた
その日暮らしの先見えぬ生活から
仕事を変え人生を変えた
全ては一緒に過ごすため
そしてまた仕事へ向かう
絶対なんてないと君が悟ったように言っていたことを
俺はその意味を全くわかっていなかったんだ
今は互いに言葉を交わさずとも
互いを知ることができる
もどかしい時差はなくなった
シンプルでわかりやすい
ダサいことを嫌っていた君のダサい投稿が全てを教えてくれる
君が存在していない今の生活が現実ならば
過去こそが夢だったんじゃないかと思う
あの頃より好きな人に出会えるだろうか
②
選びたい本がたくさんあって、もっとあたたかい本にしようかとも迷ったんですが、このテーマで今自分の中で一番しっくりきたのでこの本を選びました。
勢いがすごすぎてあっという間に一冊が終わり、次が楽しみすぎて途中で終われない。「好きなものは好き!」「したいことはしたい!」と言うことの清々しさと、ただただまっすぐに突っ走る行動力のたくましさが、読んでいる自分自身の背中も押してくれる本です!
―自分にとってオープンに、なりふり構わず追いかけたいものって何だろう?
それを自分で探しながら、見つかったときは改めて読んで、笑うだけでなく一緒に走ろうと思います。笑いと元気がほしい方にぜひ読んでもらえたらうれしいです。
③
あの日、燃え盛る炎を見ていた。
愛には様々なものがある。
家族愛、兄弟愛、友愛、情愛、異性愛、同性愛、無性愛、非性愛、偏愛、性愛。
その様々な愛が絡み合って社会を形成し、そして歴史が続いていく。
1人の青年の歪な性から生まれたのは、ただひたすらにまっすぐで、家族を愛する少年だった。
隅々に張り巡らされたヒント、少しずつ明らかになる真相、読むほどに愛おしくなる登場人物たち。
「罪にはさ、その理由や意味なんて関係ないんだ。『何をやったか』という結果だけで判断すべきなんだ」
真実を知ったとき、兄は、父は、あなたは、何を思うのか。
家族とは、血縁とはなんだ。
④
誰かのために、言葉や態度を選んでしまうことがある。
それって本当に誰かのためなのかな。
実は仕方なくそうしているだけかも。
もしくは優しい自分に酔っているだけ?
感情を後回しにし続けて、自分をどこかに置き忘れた事実にも気付けない。
そして、ふと「これはわたしの本音?」そう自分を問いただしたくなる。そこに疑問を持ち出すと、辛い。
どうすれば本音を吐けるのだろう。どこに行けば心から泣けるのか。感情を出す術が検討もつかない。
この悩みを解いてくれる場所はどこだろう。居場所が見つかったとして、自分の感情に気付いたその先には何がある?
他人を愛して、それでもなお自分を愛する方法は?
この本を読み終えてからが始まり。
⑤
『素直に言えば、恋をしたり信じあったりするのは無謀なことだと思います。どう考えたって蛮勇です。』
あとがきでの筆者の言葉です。この本では、狂おしく脆い制御不能な慟哭が、溶けてしまいそうな細い文字の整然とした並びが、不揃いで不確かな僕らを際立たせている。でも、このままでいい。それぞれが感じる自然さで、だれかを愛せたらいい。笑子は嘘をつくことなんて何とも思っていないと言う。それでいい。だれもきみたちの愛を裁けない。こんなにも優しくて誠実なきみたちをどこかに仕分けようだなんて、ちゃんちゃらおかしい。僕らは心底わかり合えるほど同一の指標を持たない。それでもどうしようもなくひとを愛してしまう物語です。
以上、この五つが今月の書評でした。
編集後記の会も、いままでのようにワッ!と盛り上がる空気感ではなかったように感じます。愛とはそれほどまでに深く、重く、広く、やわらかいものだと、言葉を通じて知ったのでした。
ものすごく繊細な感情を言葉にするのは本当に体力をつかいます。僕は特定の人物に対して細かく何かを説明するのが得意ではないので、しばしば小説に頼っていますし、伝えることをやめてしまいます。でもこの企画ではそれは許されない。
ただ小説を差し出すだけではだめで、それを自分のことばで伝えなければならない。しかしその先に待つ世界は思った以上に興味深いものでした。言葉にできない感情のほうが多く存在していて、それでもこの企画に挑戦する変態性。それがこのメンバーの魅力なんだと思います。
ここでは今回の「愛」について深く言及するのを避けました。それぞれの書評から、それぞれの愛を感じ取っていただけると嬉しいです。
さて、次回四月のテーマは
「花と愉しむはかない本」です。
編集後記の会を間近に控えています。どんな本が選ばれるのか、ご期待ください!
こたえあわせ ( )内は選書人
①「ボクたちはみんな大人になれなかった」燃え殻 https://goo.gl/A7uTXy (ゆい)
②「将来的に死んでくれ」長門知大 https://goo.gl/PZ6ati (しんちゃん)
③「重力ピエロ」伊坂幸太郎 https://goo.gl/eecqzg (いくちゃん)
④「逢沢りく」ほしよりこ https://goo.gl/HZ92ht (たなちゃん)
⑤「きらきらひかる」江國香織 https://goo.gl/tf8qRM (さいちゃん)
わくいふ活動報告 2018.1月,2月
こんにちは、ブログ担当のさいちゃんです。
更新が遅くなってしまいました…。
1月と2月のわくいふについてご報告したいと思います!
【感謝祭を開催しました!】
1/21、池袋某所にてわくいふ4周年を記念して感謝祭を行いました。
わくいふをここまで支えてくださったゲストの皆様や元メンバー、そしてこれからのわくいふに興味を持ってくださっている皆様に、いまのわくいふを見ていただける素敵なイベントになりました。
これまでのわくいふを振り返ったことにより、わくいふメンバーとしては、改めて僕たちがどう進んでいきたいのか考えることもできました。四年間もわくいふを支えてきた代表のしんちゃんの「想い」もしっかり受け止めました。『これからのわくいふ』でお伝えしたように、これからもまだまだわくいふは進んでいきます。メンバーそれぞれの言葉で表明した五年目のわくいふを、みなさまどうぞお楽しみください!これからもよろしくおねがいいたします!!
【好きなことゼミvol.11 開催しました!】
2/24に開催された好きなことゼミ第11回、今回も興味深い「好き」を知ることができました。
好きなことゼミ開催までの期間で、個人的に感じていたことの話をさせてください。
誰かの「好き」を聞き、自分の「好き」を語るというこの企画、参加したかたが、毎回絶対に楽しい!充実している!と感じるかどうか、僕には保証できないと思ったのです。どういうことかというと、それぞれの人が感じる「好き」が違うということは、「興味がある」ことも「興味がない」ことも、どちらもこの企画に参加すれば、出会う可能性があるから。だからこの会に参加すれば、「絶対に」満足するとか、ためになる、とか言い切ることはできません。
以前も言ったかもしれませんが、この「好きなことゼミ」で僕が望むのは【今日からの生活にすこしでも彩をくわえられるきっかけになること】なのです。それぞれの語る「好き」や、その理由、価値観、考え方を知ることによって、自分にとって未知の領域がひらけていく。それが自分の生活をより豊かにできるのではないか、という提案をしたいのです。そしてそれを得るためみんなで思考するから「ゼミ」なのではないでしょうか。
だから僕はここをわくいふから提供する場というよりは、みんなで創る場所にしたいのです。
もうひとつだけ。
僕はあまりバラエティ番組が好きではなくて、テレビもあまり見ないのですが、唯一好きな番組があります。それは、TBSで毎週火曜夜九時から放送されている「マツコの知らない世界」という番組です。ご存知の方が多いと思いますが、この番組は、ゲストがさまざまな「好き」「はまっている」「得意」なジャンルをマツコ・デラックスさんに一対一でプレゼンテーションするという企画。ゲストは芸能界の方というよりは一般の会社員だったり、農家さんだったり、学生だったり、本当に様々です。その「好き」を追求することを仕事にしている方もいれば、別の仕事をしながら「好き」を追求している人もいる。そんな方たちが繰り広げるプレゼンに対して、マツコ・デラックスさんは自然体で、正直なコメントをします。
ゲストが自信満々に(どうですこれ?すごく素敵でしょう?)とプレゼンしても、マツコさんは自分が理解できなかったら正直に「私にはわかんないけど…」と言うのです。でも、マツコさんはそのゲストがもつ「好き」を全否定することはない。あくまでも「私」にはわからない。でもあなたはそれがすきなのだね。という。
僕がこの番組を好きになった理由はその空気感でした。人にはそれぞれ理解できることもできないこともある。それは当たり前だし捻じ曲げる必要はない。だけどそれぞれが持つ好きなもの、大事にしているものは「そうなんだね」って受け入れていきたい。そういう考え方も確かに面白いのかもね。って。
すきなことゼミも、そういった正直な場所にしていきたいのです。
確かに、初対面の方が多いこの企画でマツコさんのように「私には理解できない」とはっきり言うのは難しいと思います。でも、それを隠して共感したふりをする方が、しんどいと思う。だからそういうときに「自分にはわからなかったけど、そういう感覚もあるんだね」と言えるような空気を、スタッフは作っていきたいなと思いますし、参加する方も場を創るところからこのゼミに参加していただけたら素敵だなと思います。このゼミがよりよいものになっていくために、僕らも思考をやめずにいたいです。
(担当ワークショップに熱くなって長文、失礼しました…!)
【レゴワークショップvol.5 開催しました!】
2/28、けんちゃん担当で開催しているレゴワークショップの第五回が行われました。
自分の感情をレゴの作品を通して表現する。個人的な感情もレゴに投影する、新感覚なワークショップ…!
「言葉」で伝えるだけではない、新しいコミュニケーションが生み出す新鮮な気づき。自分たちの新しい可能性を見つけられそうですよね。担当のけんちゃんの振り返り記事をぜひ読んでいただきたいです…!
https://www.facebook.com/wakuif.terakoya.growup/posts/922302177931210
月1で開催していきたいとのことなので、ご都合があう回にはぜひお越しください!要チェックです!
【わくいふの活動について】
今回のブログの最後に、わくいふの活動方針についてすこしだけ書かせてください!
2月のミーティングでこれからについて話をしたとき、「わくわくとは何か?」という疑問が改めて浮かんできました。僕らわくいふメンバーは「わくわく」をどう捉えているのだろう?ということをお互いで話そうという時間になりました。そのときみんながうんうんと頷き合った話をします。
「わくわく」とは決してポジティブな感情だけではない。つまりモヤモヤしている状態の自分を引け目に感じる必要はまったくないということ。モヤモヤとわくわくは紙一重で、わくわくしたいと思ったらモヤモヤ考える時間が必要になる。だからモヤモヤしている状態というのは、自分が進んでいくために悩んでいる状態かもしれない。だったらその期間はむしろ必要で、蔑ろにするわけにはいかないし、モヤモヤとしている(気分が落ち込んだり、元気がなかったりする)状態が必ずしも「たのしくない」に繋がるわけではない。モヤモヤしているなかでも自分なりに「面白いな、興味深いな」と思えることもあるし、内に秘めた感情もたくさん湧きあがっている。だから、明るく外に発信できるわくわくは見せられなくてもいい。
つまり、何が言いたいかというと、
あなたが感じたモヤモヤも含めて、わくいふにとっての「わくわく」であるということ。
そして、そのモヤモヤに引け目を感じてほしくない。わくいふに関わるメンバーも、ゲストの方々も、わくいふが行うイベントや企画に来たときは、ぜひ自分に正直でいてほしいのです。それは周りに心を開かなきゃいけないとか、悩みをすべて話さなきゃいけないとかでは決してないです。今の自分の感情を自分の内側で素直に捉えてみて、それを周りに伝えておきたいなと思ったらぜひ伝えてほしい。無理に言う必要もないけれど、無理に隠す必要もない。時間がかかってもいい。イベントが終わってしまった後でもいい。
わくいふという場所は、モヤモヤしているあなたも受け入れたいと思っている団体だということを、覚えておいてほしいのです。
ちょっと今回は長くなってしまいましたが、1月2月の報告はこれくらいにしておきたいと思います…!
同じはてなブログで投稿している「本屋企画」のブログもぜひのぞいてみてください!では!
第2回 わくいふ本屋企画
こんにちは。本屋企画のさいちゃんです。
2月も後半に差し掛かりました。寒い日がまだまだつづくようですが如何お過ごしでしょうか。
都内でも日陰にはまだ雪が融け切っていないところもあり、なかなかヒートテックが手放せません。
そんな寒いときだからこそお薦めしたい5冊を今月は紹介したいと思います。
テーマは「寒い日によみたいSF」。それぞれにとってのSF、寒いこの2月にどんな本を選んだのか、お楽しみいただければ幸いです。
①選書人:ゆい
クリスマスを目前にした京都での物語
そんなロマンチックさとは裏腹に
本書はむせ返るほどの男臭さから終始逃れられない
友人の狭い部屋で語り明かした後の二日酔いの気持ち悪さを思い出した
居心地よいとは認めたくないが
私もその場で生まれる旨味を
味わう部類の人間だ
学生生活女に一切縁がない
傷の舐め合いなどではない
むしろ私たちが正義
類は友を呼ぶことが誇りなのだ
文学的な言葉で語られる男の世界は
どこか高尚なものと錯覚する
しかし理性と信じる男のそれは
感情が爆発した凄まじい妄想
水尾さんはなぜ私を振ったのか
全てはここから始まる
この作品を面白い!と言ってくれる人と
私はコーヒーを飲みながら話したい
酒じゃない理由は本書にて
②選書人:たなちゃん
大切なものが多いほど失うのが怖い。わたしの周りにあるもの、そばにいてくれる人を失うことは考えたくない。
突然、それがすべて奪われるとわかったら世界はどうなるのだろう。
残された時間が少ないとわかった時、わたしは何を守り、何を捨てるのか。
1日が24時間では足りないとすら感じ、せわしなく過ごす日々の中で行われていることの、どれほどが本当にやることとして残るのだろう。
この本を読むといつも、暖かい部屋で大切な人と、ゆっくり語りたくなる。
すべて終わる日が来るとして、最後の日をどう過ごすかよりも、その日までに何をするか。その選択の方が大きな意味を持つのかもしれない。
あとどのぐらい生きられるつもりで生きてる?
③選書人:さいちゃん
完璧な共通言語などない。僕にしかわからない、あなたにしかわからない言葉や文法があり、同じ解釈をもつことは難しい。ただ、すっとんきょうな物語の節々から伝わることがあるのではないだろうか。あっけなく地球が消滅するとんでもない物語から、自分の文法に似たなにかを見つけられる。常識がぶっこわれる愉快なヒッチハイクを傍観していると、頭の奥が喜ぶような感覚に陥った。宇宙に蔓延る不条理を、傲慢で滑稽なヒト型の生物である僕たち地球人(アースマン)は笑えるだろうか?痛快なコメディの中毒になって、部屋の隅でクツクツ笑ってほしい。
「怠惰などうしようもない星だ。なんの痛痒も感じんね」
④選書人:しんちゃん
どんなに寒い冬の日でも、この本を読めば、心の温度が上がっていきます。
物語の季節が真夏だからか、かぞくのあたたかさが溢れているからか、一致団結して敵に向かって戦う姿を見るからか、主人公の恋を見守るからか…。いろんな部分で心がぽかぽかしたり、ドキドキしたり、アツくなったり、あっという間でした。
舞台がリアルなのにちょっと近未来的で、ありえなさそうだけどちょっとありえそうで、読んでいてわくわくしました。
かぞくを大切にしあうあたたかさや、勉強をすることや大切な人を守ろうとすることのかっこよさに、ありたい自分を思い出せる作品です。心の温度を上げたい方はぜひ!
⑤選書人:いくちゃん
ある人は誰かに必要とされたいと望み、ある人は誰かを痛めつけたいと嘲笑(わら)い、ある人は嘘をつき、ある人は欠けたものを探す。
果たして僕を僕たらしめる要素って一体なんだろう。
幼い頃の記憶、仕事で培った知識や技能、それともただ目の前にある現実(リアル)だろうか。
とても現実的で、あまりにも非現実的。起こることの大半が非常識。しかし常識なんて、所詮〝自分が知っている範囲〟の常識なのだ。
だから、先入観も固定観念も捨ててとにかく一度読んでほしい。
「ずっと君が来るのを待っていたんだ。ざっと」
「百年以上!」
以上が今月の5冊でした。どうでしょう。
僕たちが寒い日々のなかで選んだ本には、あたたかさもつめたさも入り混じっているように感じます。心の中がすうっと冷えていく感覚、その先で掴もうとしているあたたかな感情。思わず毛布に留まりたくなる冬、僕らの感情は人にみえないところで凄まじい回転をみせている。それをさらにかき乱すのも、優しく包むのも本であると僕は感じました。今回の選書と関係のない本の話になってしまいますが、2月になってからシリーズものの小説を読み始めました。それは16冊もつづくシリーズで、今11冊目に到達しています。いつのまにか、その本を開いて数行読み進めるだけで、万事許してくれる祖母や、故郷の町内放送のような懐かしくやさしいものを、その小説から感じとるようになってきました。外に出るのが億劫で、ふさぎ込んでしまっても、この本を開けば安心を得られる。僕にとってこの2月は、そんな大事な本をみつけられた冬でした。本を読んでこういう感情になることは稀で、正直自分でも動揺しているくらいです。
話を今月の選書に戻します。
今月僕が選んだ本にたいしては、さっき話したような読み方とはまた違う向き合い方をしています。故郷のような安心を得るためではなく、常識や自分自身を疑い、より新しい感覚を生み出す読書を楽しんでいたように感じます。あくまでも僕自身の感覚ですが、「留まる」読書と「刺激を得る」読書を、知らず知らずのうちにしているようです。そしてそれが混ざり合ったりする。本と本を行き来して僕が形成されていく。その中から僕自身の感情や言葉が生まれる。個人的にはそれが面白いと感じています。
本を読む人それぞれが、心地よく本と共存する懸け橋としてこの企画が在れたらいいなと思います。
さて。
次回、3月のテーマは「夜更かしして読みたい愛の本」です。
このテーマでそれぞれが選ぶ本、非常に興味深いです…。
乞うご期待!
こたえあわせ
①「太陽の塔」森見登美彦
https://goo.gl/RWQGhZ
②「終末のフール」伊坂幸太郎
https://goo.gl/QFdf7k
③「銀河ヒッチハイク・ガイド」ダグラス・アダムス
https://goo.gl/3a69iL
④「サマーウォーズ」岩井恭平(原作:細田守)
https://goo.gl/MtRQK4
⑤オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎
https://goo.gl/WLpbXi
第1回 わくいふ本屋企画
こんにちは。本屋企画のさいちゃんです。
前回のブログで告知した通り、いよいよ本屋企画の第一弾がはじまります。
2018年の記念すべき第1回目、1月のテーマ「新年によみたい旅の本」の選書と書評を掲載しました! あなたにとって「旅」とはどういったものなのか、新しい一年がはじまるこのタイミングでどんな世界が見たいのか、ゆっくりと考えながらおたのしみください。
①選書人:ゆりちゃん
「たった一度の人生。好きなことやんないで、何やんだよ」
強烈なメッセージが目に飛び込んできて、思わず手にして書店で開いてしまった本。
ページをめくるとなんと、
「子連れ家族で世界一周の旅したら、サイコーじゃない⁈」
ってさらにびっくりするようなフレーズから始まります。
びっくり。でも、わくわく。
旅って何がしたくて行くんだろう?
読み進めるうちに、旅行の本というよりは、父親から子供達、夫から妻への愛情が、びしびしと伝わってくる、家族の本のような、生き方の本のような、不思議な本。
さて、あなたは、たった一度の人生に、何をしたいですか?
②選書人:さいちゃん
「ナイフなど持っているわけがない。ナイフの刃が刺さっているだけだ。」
にんげんのために涙を流せる、やさしくてちいさなこどもの左胸に刺さりつづけた鋭い刃から、目を逸らしてはいけない。包み込んでくれるはずだった故郷の街に潜む狂気とむごい運命に、巻き込まれるべきではなかったまだ幼い少年たち。愚かさに塗れても、窪んだ眼を得てしまっても、少年は最後まで優しいにんげんだったと、僕は証言したい。きみはほんとうにやさしい。今すぐにきみの憂さを取り払いたかった。言葉を並べる意味をも失いかける衝撃があった。そして、できることなら僕だけのものにしてしまいたかった物語です。
「おまえたちは、優しい子どもなのだ。」
③選書人:ゆい
途中読むのを辞めたくなったことがある
働くことにもがく自分を切り取られたまま取り残されそうだったからだ
身を置く場所への葛藤
自分のダメっぷりに抱く虚無感を避け向き不向きという言葉で開き直る
その癖悔しい思いをしたら耐えきれない
気が付けば主観的に読んでいた
読み終える頃には彼女は前に進み次の景色を見ている
「大切なのは誰かに必要とされることじゃないんだ。本当の意味で、自分に必要なのは何か……それを自分自身で見極めることこそが、本当は大事なんだ。」
自分にはまだこの言葉を素直に受け入れる程の経験値が無い
誰かに必要とされたいとあがいている
行く先もわかっていない旅の途中にいるのだと痛感した
④選書人:しんちゃん
自分にとって、「旅」といえばこの人!「新年」という新しいスタートにこそ読みたくなる一冊です。作者は”世界”だけでなく”人生”も、フラットに自由に、流れるように旅をしている人です。学生時代にはじめて読んだときからそんな姿に憧れてきました。人生という旅を、どんな自分だけの地図を描いて、どう進んでいきたいのか…作者とさまざまな先人たちのストレートな言葉で、たくさん考えさせられます。自分も自分自身の言葉が誰かの勇気になれるような人なりたい!という決意を新たに…。自分の人生を改めて考えたり、プラスの言葉がほしい方にはぜひ読んでもらえたらうれしいです!
⑤選書人:たなちゃん
新年を迎えた今、あなたは何を思うのだろう。
少しでも悩みがあるのならこの本を開いて、古いオデッセイに乗り込んでほしい。
それは、あなたにとっての「たいせつな場所」への旅の始まりだ。
間違ってはいなかった。でも、他にも選択肢はあったかもしれない。
知らないことと、知っていて何もできないこと。どちらの方が不幸せなのだろう。
人生において「たいせつな場所」は気づいていないだけで無数に存在していたのだ。
もう一度その場所へ戻れても、現実は動かしようもなく、ある。
変えられない現実を前に、それでも未来を信じて。新年の一歩目をあなたはどこに出しますか。
本を読み終えたとき、今とは違った選択肢が見つかる、おすすめの一冊。
⑥選書人:いくちゃん
人は〝やりたいこと〟と〝やれること〟が、全て同じではないといつ気がつくのだろう。
向き不向き、得手不得手。いろいろあるけれど、新しいことを始めるときの『わくわく感』。それは旅に似ている。自分が今できること、この先できるだろうこと、可能性。
もっと先へ、もっと先へと渇望する心。あつい。とにかくあつい。もっと彼らの走る姿を見ていたい。足掻いて進んで、その先に見えたいつまで経っても色褪せない景色。それは、何かに悩んだとき、何かを決断するとき、きっと新たな一歩を踏み出す勇気をくれる。
読む度に『わくわく』が増えていく。どこまでも行ける気がする。
読めば思わず走り出したくなる、そんな物語。
以上この六冊が、今月のテーマ「新年によみたい旅の本」で選書した本たちです。
前回とは書評のならびを変えてみました。実は同じ作家さんを挙げた文章が二組あります。偶然が重なるのもやっていて面白いですね。
選書をして書評を書くくらいだから、ここで選ぶ本は自分にとって本当に大切な本にしたいともちろん思うのですが、その一方で大事にしている大好きな本だからこそ、みんなに秘密にしておきたくなってしまいます。今回の書評の最後に、【できることなら僕だけのものにしてしまいたかった】と書きました。自分の心の形をも作り変えてしまう、または新しい血を流してしまうような小説に出会ったとき、その本を宝箱に隠すようにこっそりしまいたくなるのです。そのうえ、口頭でその本の良さを語ろうとしても大事なところをうまく伝えられない。(それはきっと、その小説から得たなにかは、個人的な感情あるいは感傷を経ているものだから具体的な言葉に置き換えられないのかもしれないけれど。)
しかしこの企画を始めてみて、その矛盾した気持ち、みんなに教えたいけど教えたくないという気持ちを完全に捨てなくても書評を書ける(この本の良さを伝えられる)ことに気がつきました。それはどうしてかというと、ここで書いた書評が「自分のことば」だからでした。ただあらすじやその小説の内容を「教える」のではなくて、この小説をよんで自分が感じたことを、あくまでも自分のことばで書けるからでした。その小説はどこかでみんな買うことができるけれど、僕たちがその小説を読んで感じたことや思い出したことを記したこの個人的な文章は、自分たちが創り出しているからです。唯一無二の文章です。たとえ僕の文章が誰かにとっては取るに足らないものだったとしても、誇りをもっていたいなあと思います。秘密にしておきたいという気持ちは、かっこ悪い独占欲なのかもしれないけれど、メンバーも同じ気持ちを少なからず持っているのではないでしょうか。
ちなみに1月分の編集後記の会(*前回参照)は今月末開催なので待ちきれないそわそわした気持ちでこのブログを書いています…。
さて、来月第2回のテーマは
「寒い日に読みたいSF」です!!
実はこの書評、僕はすでに書けております。SFというジャンル縛りのなかで、「それぞれのSF」がみられることを期待しています。みなさまも楽しみにお待ちください!
こたえあわせ
①「FAMILY GYPSY 家族で世界一周しながら綴った旅ノート」高橋歩 https://goo.gl/Mqf2tf
②「疾走」重松清 上巻:https://goo.gl/AQ3MFg 下巻:https://goo.gl/zEtCQp
③「幸せの条件」本田哲也 https://goo.gl/w5na6A
④「人生の地図」高橋歩 https://goo.gl/SpZegp
⑤「流星ワゴン」重松清 https://goo.gl/Sy8Fqn
⑥「一瞬の風になれ」佐藤多佳子
第一部:https://goo.gl/f4zjBc
第二部:https://goo.gl/x93sno
第三部:https://goo.gl/t2LvZH
第0回 わくいふ本屋企画
こんにちは。本屋企画のさいちゃんです。
昨年から着々と進行していました、この本屋企画。
本格的な開始は1月(今月ですね…!)からですが、今回は12月に行った本屋企画の内容についてと、初回の告知をしていきたいと思います。
【本屋企画とは…?】
本好きが多い(文芸部が発足しているくらいですからね)わくいふメンバーの中から集まった、本の魅力を伝えたい!言葉のすばらしさ・美しさを知ってほしい!という想いを持った人たちにより発足した企画です。様々な本を読んで湧きあがった、自分たちの感性を届けたい。どこでも本が買える時代だけれど、一冊一冊を丁寧にじっくり紹介できるのはこの本屋企画だからこそだと自負していたい。そんな風に内に秘めたプライドがギラギラしているメンバーが集まっています。そして早速、我々は月ごとにテーマを決めて選書し、書評を書くことにしました。これぞという本をひとり月に一冊、全身全霊を込めてお届けします。
そして、我々が12月に選書したテーマはこちら。
『クリスマスに贈るファンタジー』
それぞれの感性が光る12月の選書を、さっそく読んでもらいたいと思います。
タイトルは伏せ、選書人と書評を並べます。答え合わせはいちばんさいごに。
➀選書人:たなちゃん
「最高のクリスマスプレゼントは一番お金をかけたものではなく、一番多くの愛がこもっているもの。」というヘンリー・ヴァン・ダイクの言葉があります。クリスマスは「愛の日」。あなたが思い浮かべる「愛」はどんなものでしょうか。これは、「自分よりも愛するものが、私にはあるだろうか」、そんなことを思わせる1冊です。クリスマスが万人にとって素敵なものではないように、「愛」のかたちも、誰に、どのように向けられるかによって大きくかたちを変えるものです。あなたにとって「愛」とは何でしょう。自分よりも大切な何かがありますか。そんなことを「愛の日」であるクリスマスに考えてもらえたら。そんな思いでこの本を選びました。
②選書人:さいちゃん
「僕のテゾーロは雨が降るとわがままを言うからね」
江國香織さんの創り出す世界は、僕にとって幻想でした。おさない僕には描けない世界でした。だから僕は江國さんの描く空間に憧れてしまった。穏やかで清潔で静かな、彼らの満ち足りた生活に。超然としたさみしいミラノの街並みに。僕は彼女たちの悲しみを知らないけれど、気づけば共にミラノにいる。彼女の思い出す日本にも、忌々しい記憶の中にも入ってゆける。彼女が創り上げた高く硬い壁の外側で、現実と幻想の狭間で、混沌としながらも彼女たちを思い描く。いとおしい物語です。
「私が怠惰でも、マーヴは許してくれるわ」
➂選書人:いくちゃん
少しの好奇心が、運命の歯車を大きく狂わせる─
人生は選択の連続で、選択は人生を大きく左右する。その中で意識して選んだものが、どれくらいあるだろう。
あの時ああしていれば。あそこでああ言えば。
振り返って後悔することはたくさんあれど、戻ってやり直すことはできない。
〝現実の世界〟では。
少年が1人のバンパイアと出会い、共に過ごす中で大事なものを見つけ、それを守るために戦う。葛藤もある。苦悩もある。それでも親友や仲間のために前に進む。
そうして選んできたものが示す『運命』。
読み進めるにつれ明かされていく真実。帳尻の取れた『世界』を相手に、少年は選択と決断を繰り返す。
これは〝物語の力〟を問うファンタジー。
④選書人:しんちゃん
絵本という形で、「死」というものをとてもポップに、そしてものすごくポジティブに表現した作品です。大好きなヨシタケシンスケさんが描くこの物語は、死ぬまでのことなんてちまちました考え方ではなく、死んでからのことだって、いつでも「これから」を考えることってできるんだ!ということを、自分に気づかせてくれました。なにより考え方の柔軟さがすごい!ほっこりした絵とアイデアとともに、こんな風にわくわくって広げられるのかー!と心が躍ってきます。あなたは、これからどうしちゃいたいですか?この本が少しでも、わくわくした毎日へのヒントやきっかけになってもらえたらうれしいです。
⑤選書人:ゆい
子どもの時に一生懸命サンタさんに願ったもの、大切な人からもらったもの、愛する人を思い贈ったもの
あなたにもわすれられない「プレゼント」があると思います。
この本を読んだ後、その「プレゼント」が変わるかもしれない、という訳ではないのだけれど。
ただ、きっと思い浮かぶわすれられない「プレゼント」が少しずつ増えていく。
私たちの心の中にしまってある形なき「プレゼント」を思い出すことを教えてくれる作品です。
読みながら涙したとしても、あなたの大切な誰かを想い温かい気持ちになると思います。
その人から何をもらったのかと。そして自分はだれかに何をおくったのかと。
⑥選書人:ゆりちゃん
一年に一度の特別な日、クリスマス。あなたは、どんな場所で誰と一緒に何をして過ごしたいと願っているでしょうか…。
「おしゃれな洋服を着て、素敵なディナーを食べに行きたい」「おうちでみんなで集まってクリスマスパーティーがしたい」それとも「ゆっくりと静かに過ごしたい」?
今、着ているもの・身につけているもの・持っているもの・食べているもの・住んでいる場所…それらは、全て「あなたが選んできたもの」と感じたことがありますか?そしてこれから先のことは「あなたが決めていけるもの」という実感があるでしょうか。
今年のクリスマス、そして来年も「自分がときめくもの」でいっぱいの素敵な時間にしたい方におすすめの一冊です♪
以上、この6冊が12月の選書でした。
今回はそれぞれの文体や書き方の違いを楽しんでもらうためにも、選書した人の名前を最初に書いてみました。タイトルを伏せる形式は今後も変わりませんが、この「選書人」のところも隠したり隠さなかったりしながらつづけていきます。(書評の文体で誰が書いたかわかるようになるかも…!)
これをみんなで読みあったとき、約3時間くらいの白熱したトークが繰り広げられました。ほかの人の書評を読んでみるとまた新しい感性が生まれてとまらなくなった。書評ひとつひとつじっくり堪能し、終始興奮しながら考察したり書き手の率直な気持ちを聞いたりしました。かなり濃密な時間でした。途中で録音しておけばよかったと気付き、その後なんども「録音したかった~」と本気で悔しがりました。書評ではネタバレができないために書けなかったこと、個人的な深い思い入れ、独自の本の読み方などなど、直接メンバーが集まって顔を合わせるからこそとまらない「想い」が溢れてきました。それぞれの書評にその人の人柄や考え方が現れるのが面白いということは、メンバーである自分たち同士だからこそわかることではあるけれど、それすらも外に発信したいと思いました。それが、わくいふで本屋企画をやることの醍醐味だから。僕たちの「感性」が価値を持つ企画でありたい。
選書後のこの白熱トークの時間を「編集後記の会」と命名しました。これはのちほどこの企画が本としてまとまったときに掲載しようと思っています。もしこの編集後記の会に興味があったら、ぜひわくいふ本屋企画の冊子を手に入れてみてください。春夏秋冬、それぞれ季節ごとに一冊ずつ出す予定なので、楽しみにお待ちください!
さあ、そしてついに1月の選書から本格始動です!
1月のテーマはこちら。
「新年によみたい旅の本」!
僕も今まさに書評を書いているところであります。乞うご期待!!!
こたえあわせ
➀「ツナグ」辻村深月 https://goo.gl/RGu7B8
➁「冷静と情熱のあいだ」江國香織 https://goo.gl/CnghrY
➂「ダレン・シャン」Darren Shan 作/橋本恵 訳 https://goo.gl/NqZGui
④「このあとどうしちゃおう」ヨシタケシンスケ https://goo.gl/xJQ2dY
⑤「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイ 作/小川仁央 訳 https://goo.gl/HgNFeg
⑥「イラストでときめく片づけの魔法」近藤麻理恵 https://goo.gl/sHi5Ej
12月の活動報告ブログbyしず
新年明けましておめでとうございます🎍
今年は戌年なので、wonderfulな年にしたいですね✨🐶✨(笑)
2018年もわくいふをどうぞよろしくお願い致します🍀
⭐12/8(金)【わくいふ放送部🎥】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1652296024792625&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
21時からしんちゃん、いくちゃん、わかちゃんの3名でFacebook上で生放送を行いました!
今回は、『今改めて聴くとさらに響く歌』がテーマでした!
最初は微妙だったけど、改めて歌詞を見ながら聞いたり、その曲の背景を想像してみると実は良い曲だなぁと感じることってありますよね💿🎶
⭐12/10(日)【わくいふPV撮影📹】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1656978930991001&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
感謝祭で放映するわくいふのPV撮影を昭和記念公園でしてきました!
完成作品は、1/21(日)のわくいふ感謝祭にて(^-^)♡
乞うご期待ください!
⭐12/12(火)【わくいふしおり、完成❕】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1655931621095732&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
アジトのクラウドファンディングで発足した、わくいふオリジナルしおりが完成しました!
お世話になっているメンバーやゲストの方々にこれからお渡ししていこうと思います!お楽しみにー♪
⭐12/14(木)【ジョグ部】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1658180957537465&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
年内最後のジョグ部でした!
発足してから約4ヶ月、走る楽しさを皆で共有出来たと思います🏃💨
⭐12/16(土)【わくいふジャーニー部in浅草】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1661336097221951&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
ついにジャーニー部が始動しました!
第1弾は『浅草』ということで、メンバーみんなの行きたい場所を巡りました!
皆で歩きながら街を観光するのは修学旅行みたいで本当に楽しいですよね(^-^)v♡
この調子で、日本全国制覇しよう🗾✨
⭐12/17(日)【初ラジオ出演!】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1660757987279762&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
15時から渋谷のラジオさんの「渋谷のサンデー」という番組に、我らがしんちゃんが出演しました!
パーソナリティーが元わくいふレギュラーのカツオさんという方で、終始和やかな雰囲気でとっても良かったです✨😊✨
ラジオのアーカイブもあるので、聞き逃した方はこちらから!
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(link: https://note.mu/shiburadi) note.mu/shiburadi
⭐12月29日(金)【経営チームMTG】
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わくいふ経営チームの会議がありました!2018年のわくいふがどんな風になるのか今から楽しみですね✨
⭐12月31日(日)【2017年振り返り動画公開❕】
▶https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1673057499383144&id=922085704480331&__tn__=%2As%2As-R
わくいふでは最後のワークショップ・MTG・忘年会も終わり、活動納めでした!
2017年も皆さまに支えられながら、活動し続けることができました!本当にありがとうございます!
2018年も、さらなる飛躍を目指して日々わくわくしていけたらなと思います!
それでは、幸多き1年になりますように✨🌠
わくいふ活動報告 11月 byさいちゃん
こんにちは、さいちゃんです!
11月のわくいふの活動報告をさせていただきます!
—————————————————————【わくいふアジト部隊】
わくいふアジトを創るにあたって、たくさんの方がクラウドファンディングに協力してくださいました!本当にありがとうございます!!おかげさまで壁面本棚や机などで、アジトが賑やかになってきております!
お返しのしおりの製作も完了が近づいています。活版印刷による力強いメッセージと、かわいいロゴが合わさって素敵なしおりになりそうです!もう少しお待ちいただければと思います!
【アジトDIY】11/11
https://www.facebook.com/wakuif/posts/1627450230610538
わくいふアジト部隊のメンバーが集まって、本棚やデスクを組み立てました!僕はこの日参加できなかったのですが、メンバーそれぞれが楽しそうに作業する様子を写真や動画で見て「自分のすきなものを自分で創る」ってすごくわくわくするなと感じました。
「アジトをこういう場所にしたい!」「アジトでこういうものに囲まれたい!」という願いを叶えていくアジト部隊メンバーの行動と発想には、自然と口角が上がってしまう輝きがあります。そんなメンバーと一緒に「空間」を創っていけるなんてすごいことだなと思うし、僕もアジトをより過ごしやすい空間にするために、わくわくしながらいろんなアイデアを出していきたいと思います。ぜひ次のDIYには参加したいです~!
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【わくいふジョグ部】11/7・21
11月も元気にジョグ部開催しています!皇居のまわりをたのしく走れるジョグ部。Facebookのページでも「無理せず、ゆっくり、楽しく」を大事にしていると紹介しています。『ジョギング』というとハードルが高そうに思えてなかなか踏み出せない人も、わくいふのジョグ部ならすこしずつ身体を動かすことができます。そして皇居の自然に癒され、メンバーとの交流をゆったり楽しみながら、それでも終わってみると決まった距離を走れている。はやく厳しく走るだけがジョギングじゃないんです。まずは走ることの楽しさを味わってみませんか?
次回のジョグ部は、12/12(火)です!詳しくはFacebookページをご覧ください!
https://www.facebook.com/events/1808332509459690/
そして年内最後のジョグ部は12/26に開催します!お知らせをお待ちください〜!
———————————————————————【好きなことゼミ】11/29
https://www.facebook.com/wakuif.terakoya.growup/posts/874598332701595
第10回目を迎えた好きなことゼミ。前回に引き続き、僕がファシリテーターをつとめさせていただきました。Facebookページにも書きましたが、今回は芸術や文学に敏感な方が集結して、「好き」の色々な形をお話しすることができました。まさに自分の生活に寄り添う「好き」だからこそ、ひとりひとりの楽しみ方があって、続け方がある。その「好き」は明るい感情から作られるものだけではないかもしれません。さまざまな痛みを含んだ、自分なりの表現や解釈、そういう思考が渦巻いた90分でした。
その個別的な「好き」を広い場所で開示することで他の人の痛みを癒し、その人は明日に希望を見いだせるかもしれません。(逆も然り。)そして自分の「好き」をより深く愛せるかもしれない。そんな場でありたいと思っています。
でもそんなに難しく考えなくても大丈夫です。あなたの思う「好き」なら、どんな形でも程度でもなんでも、大事なものです。それを教えて欲しいなと思います。ぜひ一度いらしてみてください!
そんな好きなことゼミ、12/9(土)にいつもより長めで開催します!14:00〜17:00で行うのでぜひチェックしてみてください!